意外と見落とされる不動産投資の穴場エリア
滋賀県は琵琶湖を中心に豊かな自然や歴史・文化資産を有し、「シガリズム観光復興ビジョン」に沿って観光資源を活かした地域活性化を進めています。こうした取り組みにより、観光需要や地域の発展性が高まる滋賀県では、観光関連や住宅投資の両面での魅力が増しています。この記事では、滋賀県の中でも特に注目される3つのエリアと、意外と見落とされがちな穴場エリアのついてご紹介します。
注目エリア1:大津市 〜アクセスと観光資源を兼ね備えたエリア
1. 大津市の魅力とアクセス
大津市は滋賀県の南部に位置し、京都市まで電車で約10分というアクセスの良さが魅力です。また、琵琶湖に面し、「ビワイチ」やウォータースポーツなどを楽しめる観光資源も豊富です。近年、大津市は観光復興ビジョンに基づき、琵琶湖周辺の整備や観光インフラの拡充を進めており、観光客のみならず移住希望者からも注目されています。
また、滋賀県内で国宝・重要文化財を有する1番の市であり、県内の観光客数も県内1位です。
2. 投資のポイント
大津市中心部や琵琶湖沿岸エリアは、観光とリゾートニーズを満たす宿泊施設の需要が高いエリアです。また、京都や大阪からの通勤圏内であるため、ファミリー向けの住宅投資も見込めます。観光資源と住宅需要を兼ね備えた大津市は、安定した不動産投資が期待できるエリアです。
注目エリア2:彦根市 〜歴史と文化が織りなすエリア
1. 彦根市の魅力
彦根市は、滋賀県の北東部に位置し、江戸時代から続く歴史的な城下町です。2025年には「彦根城」の世界遺産登録が予定されており、この地域の観光需要は今後さらに高まることが予想されます。また、歴史的景観の保全や観光資源としての活用が進められており、観光客誘致の取り組みが強化されています。
2. 投資のポイント
観光需要が期待される彦根市では、観光客向けの宿泊施設やリゾート型物件の投資に適しています。また、歴史ある街並みや文化的施設の魅力から、民泊や貸別荘などの観光関連不動産も人気があります。特に、彦根城周辺の物件は安定した集客力を誇るため、観光関連の不動産投資に大変適したエリアです。
注目エリア3:草津市 〜住宅需要が高まるベッドタウン
1. 草津市の特徴
草津市は京都や大阪への通勤圏内に位置し、ファミリー層の住宅需要が高いエリアです。土地の価格が高めで、一般住宅の建築を目的とした土地探しはハードルが高くなっていますが、大津市へのアクセスのよさ、京都・大阪へ短時間で移動できる利便性など人気のエリアであることは間違いありません。
2. 投資のポイント
草津市では、ファミリー層をターゲットにした住宅投資が有望です。特に、新築物件やファミリー向けの賃貸物件は、転勤族や若い世代からの人気が高く、安定した賃貸需要が期待できます。また、観光需要を取り込んだ地域資産の活用も進んでおり、商業施設周辺の不動産価値も上昇傾向にあります。
意外と見落とされる、外国人人口の多いエリア
外国人向けに中古の戸建住宅をリフォームして、賃貸または販売するケースが近年増えてきています。滋賀県で外国人人口が多いエリアは、
・湖南市
・甲賀市
・東近江市
・長浜市
以上のエリアです。外国人人口だけ見れば彦根市や草津市も多いですが、外国人人口比率の高さでは上記4つの市が高いです。この外国人人口比率の高いエリアでは、外国人向けの戸建賃貸や販売が増えてきているため、不動産オーナーさんは定期的に物件情報を探されています。
比較的低い金額の投資となるため、条件面で合わないケースもありますが、まだまだ穴場エリアであることは間違いありません。また、外国人入居者だからトラブルが多いという明確なデータはなかなか見当たらず、審査率や滞納率は若干日本人と比較すると悪いデータになるケースもあるようですが、大きく変わらないというデータもあります。
参考出典:民間賃貸住宅市場における入居審査と家賃滞納(東京大学空間情報科学研究センター)
もちろん、文化や言語の違いによるトラブルを防ぐためにも事前の丁寧な対応などが必要になってくると思いますが、不動産オーナーさんから見た市場としては十分魅力的ではないでしょうか。
弊社でも、度々不動産オーナー様と商談させていただくケースもございます。投資物件をお探しの際は気軽にご相談ください。
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